あの頃のこと(16)アホを売りにするなーっ!と影響力と可能性

中学生の頃は歌番組の全盛期。久米さんの早口は、わたしにとって、とても心地よいスピードでした。

高校2年の時、国語のT先生が、授業中に悪ふざけが過ぎたクラスメイト(男子)に「アホを売りにするなーっ!」と怒ったことがありました。そこには開き直りや媚びやいろんなものがあって、T先生はそれを指摘したのです。本人に伝わったかどうかは微妙でしたが、わたしには確かに刻み込まれた一言でした。

そう言えば、中学2年の時、N先生が自分がなぜ国語教師になったのかについて話してくれたことを思い出します。N先生は当時20代後半。少しはにかみながら話されました。「国語の授業を通して、学ぶ人たちの人生に影響を与える可能性がある。自分自身も影響を受けた。自分が教師になって、そのようなことができるかどうかはわからないけれど、その可能性に謙虚に向き合いたい」というような話でした。

当時は、その話を聞いて、自分の持つ影響力や可能性について、ピンと来るものはありませんでした。が、今なら、どうでしょう。その時よりはわかります。自分や人が持っている影響力や可能性、そして、それに向き合うこと。何よりも、わたしはその言葉を今も覚えているのですから。

(つづく)

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