あの頃のこと(17)進む路

さて、進路。高校2年にもなると、さすがに考えざるを得ません。

小学校の卒業文集では「将来は学校の先生」と書きました。「小学校では尊敬できる先生に出会えなかったので、じゃあ、わたしが」みたいな理由でした。(なんという生意気!でも、まぁ事実です。)担任の先生と両親の間で、わたしは将来、教育大に行く話になっていた影響もあったのかもしれません。(弟が幼稚園に行っていた頃に、よく「学校ごっこ」をやっていたので、興味はあったのだと思います。どちらかというと、勉強そのものよりは「学校というしくみ」への興味でしたが。)

「しくみ」と言えば、まだ低学年だった頃に、父が太陽系についてレクチャーしてくれたことがあります。日曜日の朝、家の横の地面に棒っきれで描いて説明してくれたのです。それは、目には見えない、でも明らかに「ここに在る」、スケールの大きな話でした。

(これは、わたしの好きな動画です。
子どもの頃に観ていたら、どんな風に感じたでしょうか…。)

中学の卒業文集では、自分の将来を「職業としてこれ!」というのではなく、「多忙をいとわず、何かに勤しんでいたい」という「状態」を書いたと記憶しています。(本当に「退屈」していたのですね…。この「多忙をいとわず」は、のちに叶うことになります。)

結局あれこれ考えた末に「自分が就く職業は、まだこの世にないのかも?」と気づいたような、です。例えば、ここで「キャビン・アテンダントになりたい!」と思えば、そう難しい話ではなかったと思うのです。それ用の学校に行き、航空会社の試験を受ければいいのですから。でも、「まだこの世にない職業」となると、途方に暮れます。そもそも、心許ない話です。ただ、漠然と、ですが、自分の歩むことになるであろう道は「何らかのコミュニティに善きことを伝える仕事」にあるのだと思い、それを求めることにしたのです。

(つづく)

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