あの頃のこと(20)仮の方位磁石

高校卒業後、アルバイトは従姉から紹介された、デザイン関係に。のちに右腕が上がらなくなるほど仕事をしました。熱中する→ワーカホリックになりがちなタイプだったのでしょう。

当時はTVのCMや雑誌広告に、オシャレで面白いものがたくさんありました。(もちろん、今もあります。)特に化粧品やお酒、車のメーカーなどでは、ちょっとした映画やその一場面のようでした。(紙媒体のものは、山のようにストックしていたなぁ…。)

受験は、英文科または英語科という、わりと妥当な(?)線で選択が進められました。でも、わたしは、そこを卒業してどうするのだろう?どうなるのだろう?と考えていました。もう少し、仕事に直結したもののほうがいいと思っていたのです。(もちろん、高校を卒業して働くという道もありました。金融関係や研究機関に進んだ同級生たちの中には、1年目からかなりの賞与を手にしている人もいました:そういう時代だったのです。)

とは言え、高校生の頃のわたしは、まだアルバイトをしたこともなく、「仕事」がどういうものなのか、「就職」=「就社」なのか、ということも、何も知らない&わからないままでした。ただなんとなく、自分の名刺を持って仕事をする=カッコいいことに思えたので、自分もそうありたいと願いました。(女性で名刺を持っている人は今よりもうんと少なく、また持っていたとしても職業によっては小さめの角の丸い名刺だったのです。)

「まだこの世にない職業」、そして「何らかのコミュニティに善きことを伝える仕事」を仮の方位磁石として探すことにしたのですが、先生や親からはもう少し確実な進路を、と何度も言われました。が、結局は自分の希望通り、マスコミや公報に関して学ぶところへ進んだのです。

(つづく)

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