あの頃のこと(27)手帳三昧

息が長く保つようになるなど、水泳と歌は相互に効果をもたらしました。

さて、その頃、わたしは、ジムのプールやヴォーカルスクールにも通っていました。

水泳は、大人になってから、そのジムのクラスで覚えました。それまでは、ろくに息継ぎもできなかったのです。クロール、背泳ぎ、平泳ぎと、順番に先生に付いて練習をしました。(ここで、世界のトップレベルの選手は、わたしの約2倍の速さで泳ぐのだと知りました。これは、タイムを計るまではわからなかったことです。)

ヴォーカルスクールでは、リズムトレーニング等も含め、かなり身体的なトレーニングをしました。(最も身体が鳴っていたときには、お稽古場の壁=鏡や、自分の太腿の中の水分がビリビリブルブルと震えるほどでした。)
中には、わたしにシャンソンを強くすすめてくれた先生もいます。そのK先生(紅白にも何度もお出になっていた、あの先生!)には、個人的なお買い物の相談をされたりもして、肝心の歌がちょぼちょぼだったわりには、面白い位置に置いてもらっていたと思います。(先生のお買い物の相談は何度かあり、それは、のちにわたしが提供する「お買物同行サービス」へのヒントにもなりました。)

そんな多忙な毎日で重要になるのが、いわゆる「タイムマネジメント」でした。書店には毎年、多くの手帳や時間の使い方に関する本が並んでいました。わたしはさまざまなツールを試し、また自分でも作り、何とか自分に合った方法で時間をやりくりしようとしていました。その中で、わかったことが二つあります。一つは、手帳のスタイルそのものに向き不向きがあるということ。もう一つは「やりたいこと・行きたいところ・欲しいもの」等のリストを作るのは必須だということです。

手帳のスタイルは、まず、わたしにとってはカレンダー型なのか、ウィークリー型なのか、でした。(今は、カレンダー型を使っています。)
また、ウィークリー型を使う場合、曜日×時間が縦横どちらに置かれているかが鍵だと気づいたのです。曜日が横軸だと、時間は縦軸(朝が上で夜が下)に沿って降りてきます。この方向がわたしには窮屈で息苦しいと感じられたのです。(時間軸の体感でいうと、わたしの過去は背中の後ろにあり、未来は目の前に続いています。この自分の持つ時間の流れと手帳の時間の流れが逆向きになるため、気持ち悪くて当然なのです。)逆に、曜日が縦軸、時間が横軸(朝が左で夜が右)のものを使うと、少なくとも窮屈さはありません。わたしがウィークリー型を使うなら、せめてそちらを選ぶ必要があったのですね。

そして、リスト作り。 まず、「やりたいこと・行きたいところ・欲しいもの」等のリストをつくりました。これは、時々見直して、既に実現したものは〇を付け、新しいものを追加、もう要らないと思うものは消します。それだけで、1年の終わりには7割以上の実現率になっていました。 (多分、何も書かずにいたら、その実現率はもっと低かったと思います。)

それを何年か繰り返しているうちに、わたしは自分にとって大切な『5本の柱』が見えてきたのです。(英語のタイトルは当時のものです。)

・Creative Works(やりたいこと:仕事)
・Travelin’ Flower(行きたいところ:旅行)
・Having Goods(欲しいもの:経済)
・Beauty & Health(美容や健康に関すること)
・Friends & Family(人間関係に関すること)

これは、わたしにとって、とてもパワフルなツールになりました。この5つのテーマに分けて、「希望・欲望・野望」を記すのです。それは、そのまま、わたしをドライブさせるベンチマークにもなりました。(今も基本的には、この方法を使っています。)これは、わたしが自分を退屈させないためにも必要で、とても機能した方法です。

(つづく)

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