あの頃のこと(29)ロンドンから続く幸せ返し

どんな国にも街にも、人が生きているというのは当然のことのようであり、同時に不思議なことのようでもあるなぁと…。

パリの後、ロンドンに向かいました。当時の英国は、いろんな意味で寒かったのです。その年末、エリザベス女王が「厳しい一年やったわぁ」とスピーチされた年です。大通りでも多くの店舗が閉まっていました。

そんな中でも発見がありました。駅の売店で、バナナが超ファーストフードとして1本売りされていたのです。ナイス!こんな合理的で素敵なこと!と思いました。
そして、サンドイッチ!美味しいものの一つとして、ロンドンにはサンドイッチがありました。あまりに美味しかったので、わたしは「幸せのサンドイッチ」と呼んでいたくらいです。

本屋さんでは、「どこから来たの?キョート?オーサカの近く?ぼく、オーサカ行ったことあるよ。君たち、いくつ?18歳くらいかな?」と、ややナンパ気味に声をかけてきたお店のお兄さんに、「本当の年齢は知らないほうがいいと思うよ。でも、知りたいなら教えてあげるー」と真実を伝えてビビらせたりもしていました。(これは、京都弁と英語のミックスで。)

パリでもロンドンでも、面白いものをたくさん観ることができたし、わたしは水道水を飲んでも平気だったし、誰にも意地悪はされなかった(と思う)し、むしろ、あちこちで親切にされた記憶しかない旅でした。わたしはそれ以来、どこにいても生き物には親切にしようと思って過ごしています。(それは、大いなる仕返しです。)

「道を譲られ、その後すぐに、今度は道を譲る機会に恵まれる幸せ」なのです。

(つづく)

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