あの頃のこと(35)自分の仕事を誇りに思う

コンサバティブかつアグレッシブ。これは、バランスというより、両方がマックスであることを目指したいと思っていました。

営業職に就いていた頃のことです。わたしのパンチの利いた仕事は、その成果を評価されると同時に、嫉妬らしきものも買っているようでした。(実際、知らない間に「〇〇さんの秘蔵っ子」と呼ばれていたこともあったのですが、それはわたしをただふんわりと特別な存在にするだけではありませんでした。)

ある時、「いいなぁ、女の営業は…」と、羨望か妬みか、よくわからない言葉を掛けられたことがありました。
どう応えるか?これには、いくつか選択肢があります。

「どういう意味ですか」と訊く。
「男女は関係ないと思います」と言い返す。
「えー、うふー、うふふふふー」???

わたしは、「えぇ、おかげさまで(にっこり)。
なけなしの美貌をはたいて仕事をしていますから」と言いました。
憎らしいセリフです。(言わなくてもいいことを言っている、とも言えます。)

相手の反応は? 実は覚えていません。

この時のわたしは、お取引先の協力もあり、とても充実した成果を上げていました。共にタフな仕事をしてくれたスタッフたちは素晴らしく、今も誇りに思うほどです。記憶に残るのは、それだけ…。そして、わたしには、それで十分なのです。

誰かに評価を委ねることなく(もし、どこかで陰口を言われていたとしても)、自分が精一杯やった仕事を心から誇りに思えるのは、大きな幸せのひとつです。わたしは、自分の満足は自分で用意するのが、早くて速くていいことだと思っているのです。

(つづく)

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