あの頃のこと(42)旅の現場

これは、オーストラリアのパースにて。真冬に真夏の国に行ったので、しばらく夏バテ状態でした。しかし、インド洋の水は冷たかった…。

当時わたしが通っていた英会話のクラスは、平日の昼間だったため、メンバーのほとんどがマダム。実質「旅行倶楽部」とも呼ぶべきクラスで、わたしも何度か旅を共にしました。(皆さん、旅慣れている方ばかりなので、ハードな旅行になりがちでした。口に合わないものも、どれくらい合わないのか食べてみよう!というのが、基本的な方針。「旅=冒険?」というスタンスです。言うなれば「体験主義」ですね。)

旅行中こそ、その人の本来のキャラクターが出るとも言えます。もちろん、わたしもそうです。真っ先に走り出す、高いところに登る、ガイドさんの話は聞いていない、ゆえに叱られる、でも懲りない、という状態なわけです。

しかも、そういう自分を好ましいとすら思っているので、態度や行動はまったく改まりません。さらに、どこに行っても親切にしてもらえる体質なので(と思っているので)、ますます調子に乗ってしまい…。(旅先から「帰らない!」と言い出すのもいつものことでした。)

「旅行倶楽部」の活動で、特に思い出すのは、ギリシャです。雨の中、ドロドロになりながら丘を登り、競技場跡を見に行ったことがありました。あまりの気候に、バスの中で待っているという人もいたほどです。しかし、わたしたちは装備をかため、頂上を目指しました。ぬかるみを歩き、寒いのか暑いのかさえ分からなくなるような状況で、さすがのわたしも無口になり、雨に打たれていました。(傘もほとんど役に立たない状況だったのです。)そうなると、もう時間の感覚も失なわれてきます。ふと、何千年も前の景色が見え、音が聞こえるような気がしました。現在と過去がオーバーラップする感じです。(わたしは、たまにそういう状態になることがあります。更に、未来の記憶さえ持っているというのは、また別の機会に書きましょう。)

(つづく)

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