あの頃のこと(60)ゴール体の次元

2010年の秋にGCA(グローバルコーチアカデミー)で提供したものに、
『コーチングにおけるゴール体の次元~時間軸と空間軸の移動と超越を可能にするために、 コーチに必要な知識とスキル~』というプログラムがありました。

パワフルなコーチングを行なうために、わたしたちコーチは、クライアントのゴールについて何を知っておく必要があるのか?その上で、コーチがすることは何なのか?既存のコーチングにはなかった概念を新たに学び、実践に活かすことで、クライアントのゴールを立体的に設定し、その達成をより効果的に促進します。…というのが目的のプログラムです。

地球での活動は、自分の使い方と時空の活かし方がすべてだと言っても過言ではありません。

・立体的なゴールとは?
・次元とは?
・エントリーとは?
・時間感覚とは?
・時空間軸の移動とは?
・超越とは?

というテーマで構成したプログラムは、
オンラインで90分×7回。

これは、この時のわたしが持つ最新のナレッジを投入した渾身のトレーニングプログラムでした。
(高額かつエッジの利いたプログラムだったのですが、
多くの学習欲の高いプロコーチにご参加いただきました。)

1・エントリーとゴール体の次元①
2・ゴール体の次元②
3・時間感覚①
4・時間感覚②
5・超越系(オーバー3次元)①
6・超越系(オーバー3次元)②
7・総括したコーチングエクササイズ

以下にご参加いただいた方からのお声の一部を紹介します。(当時は、お名前の公表に許可をいただいていた方も、時が経っておりますので、伏せておきます。)

***

■ 本講座からあなたが受けた影響(インパクト)について、ご自由にご記入ください。
※ここで言う影響(インパクト)とは、刺激、気づき、学び、共感、モチベーションアップなど何でも構いません。

□ これからの私のコーチングに対する影響は ①「ゴール体」という概念を使うことで、常に多次元ゴールを意識することができる ②超越時間・超越空間をリソースとすることで、リソースの量・質が圧倒的に増えると感じました。あとは練習が必要だと思いました。 モナーク・バタフライの例は大変説得力がありました。超越過去>過去生、超越未来>未来生だと私は考えているのですが、そのよい説明方法のひとつだと思います。

□ 講師および「クラスメイト」に大変恵まれました。場における化学反応は次元が高く、付いていけるか?と不安に感じる場面もありましたが、どの部分に自分が付いていけないと感じたのか、それはなぜか?と内省する貴重な機会にもなりました。

□ 時間や空間の超越。NLP(神経言語プログラミング)とはまた違った切り口だけれど、いろいろ自分の中で繋がってきています。

□ 時間感覚について今まで考えても見なかったことを考えるきっかけになった。

■ GCA運営や講師へのメッセージをご記入ください。(改善して欲しい点などのリクエストも、どうぞお気軽にご記入をお願いいたします。フィードバックとして真摯に受けとめ、今後のプログラム運営に活かしてまいります。)

□ 超越を使ったコーチングは新鮮でエキサイティングでした。全感覚をOPENにしている、という在り方が伝わってきました。 何故「時間感覚」をトピックとして大切にしているのかが、講座参加者の多様性を目の当たりにすることにより今回、明確になりました。

□ 毎回講座終了後に起きたいろいろな気づきを他の参加者とシェアしたい!という思いが募りました。そういう場(ネット上で)があればいいなと思いました。

■ 推薦の言葉 もし他の方にもGCAでのプログラム受講をお薦めしていただけるようであれば、推薦の言葉を寄せていただければ光栄です。

□ 「ゴール体と時間感覚」の講座は、知的な驚きと面白さに満ちた講座です。そして①クライアントのゴールを構造的に明確にする ②クライアントのリソースの質の向上、本質化、そして量の増大、に役立つと思います。

□ GCAでのプログラム受講体験は、これまでのコーチ養成研修では経験したことのないスケールでした。ときには時空を超越しながら、コーチングとは何か?自分とは何かを講義とエクササイズを通して考えることができました。コーチとして、人間としてスケールアップが図れたプログラムでした。

□ GCAのプログラムはあなたに新しい視点を提供してくれます。自分の枠を拡げたい方は是非!

***

このプログラムは、「時間軸と空間軸の移動と超越を可能にするために、コーチに必要な知識とスキル」としているだけに、その学習をいかに実践につなげるかがポイントでした。

例えば、時間軸における「短期・中期・長期というスパンをどこに置くのか?」というようなことだけでも、人によって大きく違いがあります。そのことを、コーチは当然把握してセッションを行う必要があるわけです。

しかし、一体どれくらいのコーチが、そのことを理解し、また実践に活かしているのか?と思うと、その「まだまだ具合」に愕然とすることもあります。

わたしたちコーチは、自分のために学ぶというより、クライアントのため、また社会や世界のために学ぶのだと、はっきり言ってしまわなくてはならないのでしょうね。

と、当時のわたしが言っています。(今もそう思います。)

今、振り返っても、これはいいプログラムですね!機会があれば、またバージョンアップした形で提供したいと思います。

(つづく)

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あの頃のこと(59)GCAでの仕事

2010年6月には、コーチングに関する新しいナレッジの創造と発信のため、友人たちとGCA(グローバルコーチアカデミー)をスタートし、ファカルティとしての仕事も始めました。

当時のWEBサイトは既に閉じていますが、
以下に「グローバル コーチ アカデミー が 大切にしている 9つのこと」をあげておきます。

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目に見えないものを可視化し、伝えていくことに、わたしは価値を置いているのです。

・グローバルな視点と ローカルな視点を 持つこと。
・過去・現在・未来に 目を向けること。
・個人の力と コミュニティの力を 信じること。
・生まれ持った強みと 開発する強みを 活かすこと。
・変わることと 変わらないことを 尊重すること。
・謙虚さと 勇敢さを 併せ持つこと。
・知・心・技・体を 育てること。
・複合性と 洗練の 両面性を 体得すること。
・老若男女から 学ぶこと。

***

当時、提供していたプログラムは、
以下のような方を対象にデザインしていました。

1・現在、コーチ、もしくはリーダーである方。そのための準備をしている方。
2・世界が視野、もしくは行動範囲に入っている方。そのための準備をしている方。
3・エキスパートとして、その卓越性を伸ばすために、目的をもって学ぶ方。

この仕事の目的は、『「ハイオーダーコーチング」の提供によって、よりよき世界の変容を促す「コーチングリーダー」を育成すること』で、それは、今も変わりません。

「ハイオーダーコーチング」とは、 個人としての自己組織体(オーガニズム)が生み出す影響(インパクト)を可視化し、 世界という自己組織体(オーガニズム)の変容につなげることを目的とするコーチングです。

当時の志は、心得~Knowledge for Excellence~に反映されています。
ぜひ、そちらもご覧ください。

(つづく)

あの頃のこと(58)時間感覚

「時間感覚」という概念を手に入れることで、多くの人が何となく抱えている、人との感覚の違いや、そこに在る違和感に納得がいくのでは、と思います。

この本が日本で出版されたのは2009年の夏。
原題は、“ THE TIME PARADOX ”。

邦題に「時間術」というタイムマネジメントの言葉が使われているため、 誤解を招きそうなのですが、これはアメリカの心理学者が書いた 「時間感覚」についての本です。

・過去肯定型
・過去否定型
・現在快楽型
・現在宿命論型
・未来型
・超越未来型

わたしはこの本を手にするまでは、時間に関して「過去型」「現在型」「未来型」の3つにしか分けていなかったので、6つにしてくれて助かった!と思いました。
しかも、この6つの型を見ただけで、もう自分がどの型か、わかるわい!と。

本にはアセスメントが付いていて、それぞれの型の数値が5点満点で出ます。
(メモと電卓が要ります。)

2009年のわたしの結果は…。
・超越未来型  4.2
・未来型    3.7
・現在快楽型  3.6
・過去否定型  2.8
・過去肯定型  2.2
・現在宿命論型 1.7

…ほらね。

ところが、2010年の秋に再度やってみたところ、変化が出ていました。
・現在快楽型  3.6⇒4.9
・超越未来型  4.2⇒4.7
・未来型    3.7⇒2.9
・過去肯定型  2.2⇒2.0
・過去否定型  2.8⇒1.9
・現在宿命論型 1.7⇒1.7

自己分析では、この変化は、未来に対する細かいシナリオを手放し、超越エリアからの情報を、現在に猛烈に投入し、 要は「体現率」を上げているのだという解釈になります。

このような「型=傾向」を知ることは、 さまざまなメリットを生みます。例えば、型によって、コーチ&クライアントのセッションの在り様が決まってくるだろう→よりよいセッションを行なうために活かすことができる、というようなことです。

ただ、型の分類に関しては、厳密には「過去・現在・未来」×「肯定・否定」+「超越過去・超越未来」の8つではないかと、のちに思いました。(わたしの考察が深まったせいです。)

(空間感覚については、またの機会に書きます。)

(つづく)

あの頃のこと(57)古い友人:ロラン・ジュベール

神話をベースに現代アートに仕上げた彼の作品は、大きさもお値段もかなりのものだったのですが、ひとつくらい買っておいてもよかったかもしれません。が、またどこかで会えるだろうと思ったのも事実です。それは「所有」しなくても、そこに在るものなので。

時間軸をあちこち移動します。(「時間感覚」については、また別に書くとして。)

わたしの古い友人ロラン・ジュベール=何百年も前の幼馴染は、今、フランスで絵を描いています。ポンピドゥーも彼の作品を買ってくれたと言います。

20年以上も前のことになりますが、京都で彼の個展が開かれたとき、わたしは「久しぶりに会えた!」と思ったのです。設営中の彼に挨拶をし、ちょっとした会話を交わしただけだったのですが、思い出すにはそれで十分でした。

小さい頃、田舎で一緒に遊んだ風景が、うわぁーっと浮かんで涙が止まらなくなったのです。
ちょっとおかしな人に見えたとは思います。

でも、まぁそういうこともありますね。空間以上に、時間は自由ですから。
あちらとこちらをつなぐ扉は思いがけないところに開いているものなのだと思いました。

(つづく)

あの頃のこと(56)ペンシルベニア大学の強みアセスメント

自分をより立体的に多面的に捉えるために、このようなアセスメントを活用するのは、いい方法です。

「ストレングス・ファインダー」以外にも、強みを調べるアセスメントはあります。今日は、もう一つ、ペンシルベニア大学がリリースしているものを紹介します。

Authentic Happiness というサイトです。(以前は「ポジティブ・サイコロジー」という名前でした。)リンクを開いたら、画面右上のドロップボックスで使用言語を選んでください。

わたしは、簡易版でも、240問の問いに答える本格版を使っても、一番上に出てくるのは「創造性 [独創性、創意工夫]」でした。

強みの順位は、24のそれぞれの強みをどの程度の割合で持っているかについて、全体的に評価した結果を示したものとなっています。「とっておきの強み(個人を特徴づける強み)」として上位5位に示された強みは特に注目すべき強みであり、それらの強みをより良く活用する方法を考えてみるとよいでしょうね。

『24の強み』
創造性 [独創性、創意工夫]
審美眼(美と卓越性に対する鑑賞能力) [畏敬、驚嘆、高揚]
大局観 [知恵]
柔軟性 [判断力、批判的思考力]
好奇心 [興味関心、新奇探索傾向、経験への積極性]
向学心
愛情(愛し愛される力)
希望 [楽観性、未来志向]
勇敢さ [勇気]
社会的知能 [情動知能、対人知能]
スピリチュアリティ [宗教性、信念、目的意識]
感謝
誠実さ [真情、正直さ]
ユーモア [遊戯心]
忍耐力 [我慢強さ、勤勉さ]
親切心 [寛大さ、心遣い、配慮、慈悲心]
熱意 [活力、意欲、気力、エネルギー]
公平さ
自己調整 [自制心]
チームワーク [社会的責任感、忠誠心、市民性]
寛容さ/慈悲心
リーダーシップ
思慮深さ
慎み深さ/謙虚さ

ちなみに、わたしの2010年のテスト結果を記しておきます。

最高の強み 創造性 [独創性、創意工夫]
新しいやり方を考えることはあなたがどういう人間かということの重要な要素となっています。より良い方法が可能である限り、あなたは従来のやり方では決して満足することがない人です。

第2位の強み 審美眼(美と卓越性に対する鑑賞能力) [畏敬、驚嘆、高揚]
あなたは人生のあらゆる領域、つまり自然から芸術、数学、科学、日常の経験に至るまで、そこに美や、卓越性や、熟練した能力を見出し、それらを深く味わう力のある人です。

第3位の強み 大局観 [知恵]
あなたは自分のことを賢いと思っていないかもしれませんが、あなたの友人たちはあなたのことを賢い人だと思っています。あなたの友人たちはあなたの物の見方に一目置いており、あなたに助言を求めます。あなたは他人にとっても、また自分にとっても納得のいく世界観を持っている人です。

第4位の強み 柔軟性 [判断力、批判的思考力]
あらゆる角度から物事を考え抜いて検討することは、あなたがどういう人間かということの重要な要素となっています。あなたは決して安易に結論に飛びつくことなく、決断する際にはきちんとした証拠にのみ基づいてそうします。あなたは自分の考えを柔軟に変えることができる人です。

第5位の強み 好奇心 [興味関心、新奇探索傾向、経験への積極性]
あなたは何事にも好奇心を抱きます。常に問いを持ち、あらゆる主題やテーマについて興味深く感じます。あなたは探求と発見を好む人です。

このようなアセスメントは、自分をより立体的に多面的に捉えるためのヒントになります。(ただし、それ以上でもそれ以下でもありません。)そして、それらを意図的に活かそうとする場合、自分を誇りに思えることがどれほどのエネルギーになるかを、再認識することになるでしょう。鍵は、意図的に活かそうとするかどうかなのです。

(つづく)

あの頃のこと(55)強み・強み・強み

アセスメントの結果を受けて、どう感じるのか?が、まずは大切なところです。

自己啓発業界(?)の大ヒット商品、「ストレングス・ファインダー」。既に手に取ってみたという方も多いでしょう。

わたしもこのアセスメントを2003年、2005年、2008年の3回、受けました。(通常、そんなに何度も受ける必要はありません。わたしは、自分をサンプルにどれくらい変化が出るのかを調べたかったのです。)

“strength” は「強み」よりも「強さ」と訳したほうがよかったのでは?と思いますが、それはまた別途、書く機会があれば…。

さて、その「わたしの強み」。

「最上志向」「戦略性」「着想」「個別化」、この4つはアセスメントを受けた3回に、毎回登場しているので、相当強いのだと思われます。
それに、「活発性」「目標志向」「学習欲」が、各1回。

このアセスメントは、下手をすると「占い」のように使われ、能力さえ担保されたかのように喜んでしまう人もいるのです。(「タイプと役割と能力」については、また別途、書きます。)

とは言え、ひとまず、クライアントさんには、このアセスメントを自己理解のための一つのツールとして受けてもらっています。自分をより立体的に多面的に捉えるために、活用するのです。アセスメントの結果を受けて、どう感じるのか、活かしたいのか、そうでもないのか、というところが入り口になります。(中には、アセスメント結果を受け入れられないと感じる人もいるのです。)

強みに関しては、別のところからリリースされているテストもあるので、明日はそれを紹介します。

(つづく)

あの頃のこと(54)スポーツ分類

このアイコンは、ある「ストレンジアトラクター」を元に作りました。

2008年からは、GCC-Japan(グローバル・コーチング・コミュニティ)という研究活動もスタートしました。その中で、わたしは監修チームとして働くと共に、すべてのワーキンググループに関わりました。

ワーキンググループとは以下の5つです。
・コーチングとコーチの定義  ・スポーツコーチング
・コーチングと日本文化    ・コーチングと世界平和
・コーチングと日常生活

これらのナレッジの一部は、
心得~Knowledge for Excellence~にも反映されています。

特に「スポーツコーチング」における「スポーツの分類とコンピテンシー」についての考査は、今もとても役立っています。これは、競技形態の分類と、競技によって異なるコンピテンシー(行動特性)をまとめたものです。チーム競技・個人競技、コートを二分するネットの有無、ボディコンタクトの有無、採点競技、記録競技、対戦競技、制限時間の有無など、競技によって、ルール化されたフレームと、そこで求められる行動特性が違うことに着目し、仮説を立てたものです。

もし五輪に出場するとしたら?」という問いも、これに関連しています。

冬の五輪でも、夏の五輪でも、構いません。
あなたは、どの競技に出たいと思いますか?
また、その理由は何ですか?

その答えには、
価値観やニーズ、好みなど、様々なものが映ります。

競技によって、必要なコンピテンシーは違います。
野球とサッカーの違いを思い浮かべると、わかりやすいのではないでしょうか。

記録や採点によって順位が決まるもの、
ボディコンタクトがあるもの・ないもの。

時間や空間にどのような制限があり、勝敗の鍵となるのは何なのか。
競技によって、心身の活用の方法や形が違います。

ただし、どんな競技であっても、真に戦う相手は自分。
これは、共通することでしょう。

***

わたしは、運動そのものはそう得意ではありませんでした。跳び箱は一度しか、まともに跳べたことはなく(「なんで、こんなん跳ばなあかんのでしょう?」と思っていたからです)、鉄棒やマット運動、スキー、スケートなど、特に足元の覚束ないものは、ことごとくダメでした。ドッヂボールもあの暴力性がイヤで、特に小学生の頃の体育の成績はヒドイものでした。

でも、中学生になり、部活として選んだバスケットボールのボディコンタクトは何とかできたのです。バスケットボールに必要なコンピテンシーのいくつかはあった(用意できた)ということなのでしょう。コンピテンシーは、多くの場合、メンタリティとセットになりますが、そのことについてはまた別途、書こうと思います。

(つづく)

あの頃のこと(53)種を撒く

撒いた種のすべてが芽吹くとは限りません。発芽率の問題があるからです。でも、撒かない種が芽吹く奇跡をただ待つよりは、種を撒くというのは合理的な行動です。

今は、まだオーダーが入っていないけれど、その「頼まれてもいない仕事」を獲りにいくという感覚(習慣と呼んでもいい)は、自ら何かを興す人には必要なものだと思います。

ただ待っていて、それが転がり込んでくる可能性は、とても低いからです。

思えば、わたしも無謀とも言える企画書を何本も書きました。(具体的にどこにどんな企画を、というのは明らかにできませんが。)

その「頼まれてもいない仕事」を獲りに行こうとする行為は、組織の中にいても、フリーランスで仕事をしていても、同じことを指すと思います。「頼まれてもいない、もっと言えば、お金を払ってでもやりたい仕事」があるというのは、まず自らのリソースを差し出すつもりがあるということですから。
報酬ありきで、考えてみてもいいけど?みたいなスタンスでは、おそらく、いつまでたっても「待ち」なのでしょう。

(つづく)

あの頃のこと(52)うさぎの物語

どんなことにも唯一の正解というものは、ありません。 それゆえに、自分で探す、その道中こそが「生きる」ということなのだと思います。 ワークショップでは、「対話」を通し、参加者それぞれが各々の答えを持ち帰ります。 自分で見つけた答えだからこそ、その人自身の明日の糧になるのです。

2006年の秋に、わたしはちょっとした外科的手術とそれに伴うセット治療を受けました。その経験をもとに書いたのがこちらです。ワークショップは、このお話を材料に2012年から始めました。

 

『すべての仕事は、○○である』

 

ご興味のあるかたは、ぜひ Thinking Café 「うさぎと一緒に考える」のイベントにご参加ください。

参加くださった方々のお声はこちらです。

(つづく)

あの頃のこと(51)「子鷺」という名前

夢と言えば、20代半ばに、瀬戸内寂聴さんから「子鷺」という名前をいただいたことがあります。名前と共に、文箱に入った数本の小筆とチベットの奥の方に伝わるという秘密の教典を渡されたのです。それは、迷路のような建物の中で、障害物(鶏が飛び交っていたのを覚えています)を乗り越え、ようやくたどり着いた「奥の院」でいただきました。怪しくも疲れ果てる夢でした。目が覚めて、「えらいこっちゃ…」と、身の引き締まる思いがしたのを覚えています。

あちらとこちらの区別がないと、こちらでの人生が「太く」なるような気がします。

わたしは、いまだにその「子鷺」という名前の使い道がわかっていないのですが、いつか「その時」が来たら、ピンと来るのだろうと思って楽しみにしています。

(今のところ、一番近いのは、二十四節気と七十二候について書いた、これかもしれません。)

そして、その「子鷺」という名前をいただいた夢では、わたし以外にも同じようなものを渡された仲間たちが何人かいたので、彼らは今どこで何を?とも思っているところです。

(つづく)